実家の母から電話があり「病院で処方された薬を飲んでいたら、口の中が痺れるようになって、首のあたりにも発疹が出たんだけど飲み続けて大丈夫かしら?」と聞かれました。
「先生には伝えた?」と尋ねると、「薬局の人が薬の副作用だと思うからすぐ先生に伝えるようにと助言してくれたけれど、先生は副作用ではなく疲れだろうと言うの」と母。医師の指示通り飲み続けるか、しばらく控えるか決めかねているようでした。
私たちが薬局で自由に購入できる「一般用医薬品」には、必ず使用説明書が付いていて、薬の働きや飲み方、副作用などが詳しく書かれています。それに比べると、医師の処方せんがなければもらえない薬(医療用医薬品)に関する情報は、まだまだ少ないのが現状です。たいていは薬と一緒に、その効用や副作用が2、3行程度にまとめられた簡単な説明書が手渡されるだけです。でも、副作用を知っておくことは、その症状が出たときにすばやく医師に告げることができるという意味で非常に重要なことです。
独立行政法人医薬品医療機器総合機構が「患者向医薬品ガイド」という詳しい説明書を作り、1月から約470種類の薬の情報をホームページ(http://www.info.pmda.go.jp/)で公開しています。薬をもらう時には、薬剤師さんに「患者向医薬品ガイドはありますか」と聞いてみるとよいでしょう。
参考
- 独立行政法人医薬品医療機器総合機構では薬の添付文書も調べることができます。
- くすりの適正使用協議会のくすりのしおり(医療用医薬品の検索)や、大衆薬工業協会のおくすり検索(一般用医薬品の検索)にも一般向けの情報が掲載されています。
- その他、おくすり110番にも薬に関する情報が多く掲載されています。